ジョンソンエンドジョンソンの取組み

従業員を多数抱える大規模企業であれば必ず産業医が必要になるため、医師の求人が行われています。

ジョンソンエンドジョンソンは3つの事業分野でビジネス展開をしていて、メディカルカンパニー、コンシューマーカンパニー、ビジョンケアカンパニーとなっています。

メディカルカンパニーは、外科内科をはじめとした医療機器や医療関連製品を提供していて、コンシューマーカンパニーは、ベビー用品や絆創膏、スキンケア用品などの消費者や向けの製品を製品開発・販売しています。

そして、ビジョンケアカンパニーは、コンタクトレンズ「アキュビュー」などの製品開発、販売の事業を展開しています。

このように医療関連商品を製造しているジョンソンエンドジョンソンでは、産業医としての医師の求人も行っています。

「我が信条」というジョンソンエンドジョンソンの活動の源である考え方を、ジョンソンエンドジョンソンで働く全ての人たちに伝えていることで、障害者雇用についても力を入れています。

信条の中には、「社員ひとりひとりが個人として尊重され、その尊厳と価値が認められなければならない」とされていて、障害者雇用の促進をすることで、信条を実践しているのです。

障害を持つ社員が約20名となっていて、様々な部門、職種で活躍されています。

こちらの会社も配慮はしますが特別扱いはしないというスタンスです。

必要な配慮については、フレックスタイム制度や通院のための勤務日程や時間の調整などもできますし、仕事に専念できるようにしっかりとした職場環境や制度が整っています。
社員に「我が信条」の精神がしっかりと浸透していますから、個人がそれぞれに合わせて仕事をしていくというスタイルの職場環境は、障害を持つ人に働きやすいのではないでしょうか。

そして、充実した配慮と共に、健常者の社員と変わらず責任感を持って仕事をする必要がありますし、自分から仕事が出来る意欲のある人を求めていますので、受身の姿勢ばかりの人には難しい職場のようです。

しかし、障害の内容に合わせて、積極的に様々なポジションで働くことが出来ますから、自分のキャリアアップにもなりますよね。

雇用実績としては、事務職がメインとなっていますが、PCスキルを求められたりもしますし、新たな部署へトライすることも可能です。
もちろん、障害の内容によってパソコンを使うことが難しい場合は、障害の内容にあった職種を担当できます。
研修なども行っていて、必要なスキルを仕事しながら身につけることもできますので、自分を高められる熱い企業であると言えそうです。

こうした取り組みを行っている企業だからこそ、医師の需要も今後も高まっていくと言えそうです。